アクアP:甘楽雄川堰の水

 雄川堰の水は、稲含山から流れる一級河川の「雄川」が水源(標高560mから採取)で、小幡地区北方の水田地域を潤しています。水質は弱アルカリ性、水温は年間を通して約9度を維持し、環境省による名水百選選定当時(昭和60年)と変わらぬ良好な状況を保ち、農林水産省により「疎水百選」にも選ばれています。地域の生活・灌漑用水として整備され、地元住民の生活の場として歴史を刻んできましたが、現在では景観の美しさを楽しむ名水歴史遺産として残されています。尚、飲料用として特産品「かんらの天水」が販売されています。背景には、①防災意識の醸成、②地域活性化、③環境問題への注力、④持続可能な施策展開等が目的であり、甘楽町・高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部等「産官学民」の共同連携で誕生したものです。令和3年11月13日(土)から「道の駅甘楽」などで販売しています。